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両片想い

第3章 真樹斗の存在


梨沙
『え!? そうなの?!』

真樹斗
「おぅ!」

圭太
「マジかよ…」

真樹斗は小さい頃、私と圭太に良く懐いていた。
私達の後ろを良く、くっ付いて歩いていたっけ。

そんな真樹斗が…

真樹斗
「へへっ!」

梨沙
『真樹斗、大きくなったね!』

真樹斗
「そりゃあ、高校生にもなったら身長ぐらい伸びるよ!」

私は高校生になっても、全然伸びないんですが…

梨沙
『そっかぁ…じゃあ、またこれからよろしくね!』

真樹斗
「おぅ!」

真樹斗も同じ高校に通うんだ! これまた楽しくなりそうだな…!

圭太
「……」
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