第3章 真樹斗の存在
梨沙
『やっと終わったぁ~』
新入生の入学式が終わり、私達は教室に戻って来た。
後は先生の話を聞いて終わり。
ちなみに、みんな同じクラスだったよ!
松岡(ハゲ)
「今日からお前達は先輩だ。もう1年生じゃないんだからな。後輩のためにもしっかりしろよ。」
まぁ、この3年間、あのハゲ先生と一緒のようです…
梨沙
『圭太! 帰ろう!』
圭太
「おぅ。」
光紀
「んじゃ、俺等も帰るか。」
万美
「うん!」
私達は、いつも通り教室を出て、鋭い視線(私にだけ)と甘い視線(圭太だけ)を送られながら、学校を出た。