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その美しい花を僕の手に【青の祓魔師】R18

第2章 昔ばなし


獅郎「くくっ…しょーがねぇだろぉ?エロいお前のアソコが俺のに食いついて離してくれねぇんだもん。」



少しずつだが着実に、彼の熱はエレナの中で再び硬さを取り戻しつつあった。
それに比例するかのようにゆるゆると挿入していた腰の動きは、速度をあげていく。



「んっ…もうっ!獅、郎っ……!…んはぁ……」



獅郎「はぁっ…はぁっ……本当、お前……最高だよ……」



「…あっ……ばかぁ…」



達したばかりのエレナの体は意図も簡単に熱を甦らせ、繋がったところからは淫らな水音と蜜が溢れていく。



獅郎「んっ………ふ…… エレナ……好_____」



___ガチャっ



燐「神父さーんっ!腹減ったぁーー!」

雪男「ただいまぁっ!」




リビングのドアが開き、燐と雪男の声が聞こえた。




獅郎/エレナ「_____!?」




そして、徐々に近づく足音。



生憎、キッチンは奥まったところにあり、すぐには中が見えないが、彼らがここに辿り着くまでは持って数秒だろう。



獅郎「チッ……アイツら……」



獅郎は舌打ちをするとエレナの中から自身を引き抜くと、近くにあったティッシュペーパーで乱暴にゴムと蜜を拭き取り、ズボンの中へと仕舞いこんだ。


そして、エレナもずり下ろされていたショーツを引き上げると、乱れた服を直した。



二人が普段の姿に戻った時と同時に、燐がキッチンへと顔を覗かせた。



燐「あっ!神父さんと、エレナっ!みっけっ!」



ニカッと笑う燐の姿に、獅郎とエレナは笑顔を見せる。

続いて視界に飛び込んできた眉尻を下げはにかむ雪男の姿。



雪男「エレナさんっ神父さんっ……ただいま!」



獅郎「おー、お前ら帰ったか。燐、ちゃんと勉強してきたかぁ?」



獅郎は燐の頭をわしわしとなで回しながら、意地悪な笑顔を向けていた。
燐は不貞腐れたような顔をしながら、頭を撫でる獅郎の手を払った。



燐「なっ……!うっせぇ!ちゃんとやってきたっつーの!!……少しは(小声)」


獅郎「そーかそーか………って!!何だっ!?少しって!?この頭は空っぽかーーー!!!」




ゴツンっ!
と鈍い音が部屋に響き、続いて、痛ったーー!という燐の咆哮が部屋に響いた。
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