第2章 波乱万丈な日々
ガタンゴトン
列車の中で、私はため息をついた。
「はあぁぁぁぁ…」
ル「リア大丈夫?さっきから縦線見えるんだけど…」
エ「そこまで気に病む必要もないだろう」
「気に病みますよ…」
私は隣りの座席でいがみ合ってるナツとグレイを見やりながら呟いた。
ウ「ナツさんとグレイさん、ケンカばっかりですね…」
ル「そのきっかけがリアときてるんだから、まあ病みたくもなるか」
「なんでああなるかな…」
ル「まあまあ…」
「私なんかよりエルザやルーシィのほうがかわいいと思うんだけど…」
エ「私など、リアの足下にも及ばんさ。ミス・フェアリーテイルでもお前を敵にして勝てる見込みなどないしな」
「そんな大袈裟な…」
ル「自信持ちなよリア!!女のあたしから見てもあんた本当に素敵だから!!」
エ「ルーシィの言うとおりだ」
ウ「そうですよ!」
シ「フン」
……フフ。
「ありがとね」