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私の秘密。

第4章 〜悪夢の始まり〜


黒「!!あ、足がもつれそうです…もつれる5秒前…」


カウントダウンし始めた黒子くん。
カウントしてる場合じゃないから!


『行くよ!黒子くん!』


私は黒子くんの腕を掴み手を繋いで一緒に走った。


黒「!はい(カウント2)」


でも化け物のスピードは上がるばかり。


『アカーーーーン!!来ないでー!』

高「ブフォッ!!アカーン!じゃねぇよ!追いかけてんのに止まるわけ無いだろ!」

『笑ってる場合じゃなーい!』


ピタッ

…え?


氷「まさか止まってくれたんじゃ?」














ダダダダダダダダダダダダダダ!!


『そんな訳ないよねー!!』


私泣いちゃう!ユウカちゃん半ベソかいちゃう!


氷「…ユウカ、そのリュックサック邪魔なんじゃないかな?」

高「…あ!ユウカ!あれ使えよ!なんだっけ?!お寺からかっぱらってきたやつ!」

『失礼な!人聞きの悪いこと言わないで!私のよ!えっと、これじゃなくて、これでもなくてー!あれ?!どこ行った?!…あ、左手に持ってた』

高「ブフォォォッ」

『一掴み喰らえや!!』


ザッ!

ジュワァッ

化け物に塩を投げると、化け物は雄叫びをあげながら溶けて腐敗していった。


黒「…酷い臭いですね」

木吉「まぁ恐らく死体だからな」

氷「でも流石に走りながら叫ぶのは喉にくるね…」


そりゃあんなのに追いかけられたら逃げるわな


『とりあえず、赤司くんに連絡しなくちゃ』

氷「じゃあ赤司のところまで行こうか」

高「皆、はぐれないようにな」

『私赤司くんに連絡するねー』


通話履歴を開くと一番上に赤司と書かれた名前が。


『赤司くんにさっきの事以外に何言えばい…

え?みんな…どこ?』


その場には誰も居なく、あるのはさっきの死体らしき塊と、私が撒いた塩だけが残っていた。


え、まさかのさっきはぐれないようにねって言われた瞬間からはぐれた感じですか?

これそのうち死亡フラグ立っちゃうんじゃないのかな。ユウカちゃんちょっと心配。

はぁ…フラグ創設者があんなこと言うからだろ
電話しようとした時にあんなこと言い出すし…回収もできないわ






とりあえず誰かへるぷみー!!!!!!!





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