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私の秘密。

第4章 〜悪夢の始まり〜


現在時刻0:25


その後、ユウカの班は。


木吉「ユウカ!黒飴いるか?」

『あ、欲しいです!ありがとうございます!』

黒「ユウカさん、バニラシェイクも一口どうぞ」

『黒子くんまで!ありがとね!』

黒(名前のカウント1ですね)


はいユウカです。
今みんなにたくさんお菓子もらってます。


氷「ユウカ?お菓子より甘いキスはどう?」


!?


『え、あ、う、そこは、遠慮しときます…ぐえっ』


グイッと引っ張られた感覚がしたと思ったら、気付いたら和成の腕の中でした。


高「氷室さ〜ん、いくら俺の彼女が可愛いからって手ぇ出さないでね?」

『彼女ちゃうで』

高「そこは乗っとけや」

氷「ユウカ、これは見せつけかな?」


ひいっ、黒いオーラがやばい


『違いますから!』


…それよりも、この病院どっかで見た気がするんだよなぁ

そんなことをボケっと考えていると携帯がバイブレーションを鳴らし始めた


『あ!赤司くん!どしたの?』

《ああ。さっき言い忘れたことがあってね。この病院、ただの病院じゃないんだ》

『んお?』

《ここは昔有名だった"綾野病院"ってところなんだ》


え?今なんて、


《だから、普通の病院と作りが違うから、くれぐれも迷子にならないように気をつけてね》

『う、うん』


嘘でしょ…


高「なんだって?」

『ねぇ、和成。この病院、どっかで見覚えない?』

高「"燈"の…?」

『そう…綾野病院、だって』

高「?!嘘だろ?なんでこんなとこにあんだよ!ここ長野だぜ?!本来なら埼玉にあったろ?!」

『和成落ち着いて!綾野病院が新しいビルを建てるために潰れちゃって、他の県に立て直したのは知ってた。けど、まさかここだったなんて私も知らなかった…よりによって…』

黒「…何か、あったんですか?」

氷「シッ!…何か聞こえる」

『え?』


からからからから…

ひた、ひた…


木吉「…何か近づいてくる」

黒「!あれは、死体?!」


ひた、ぴた、ぺたぺたぺたぺた!!


高「…逃げるぞ!」

『何あれ!あんなのあり?!なんか腕に点滴のやつ刺さってんだけど!!』

木吉「恐らくあのからからって音はそのユウカが言う、点滴のやつみたいだな」


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