第6章 内密関係
「パスタでいいか。簡単だしな。」
鍋とフライパンを棚から出す。
鍋で麺を茹でてる間にソースを考える。
そういえばこの前の合コンの時、
あいつやたら和風のもの食ってたな…。
「和風パスタにすっか。
そういや冷蔵庫に茸あったな。」
冷蔵庫から茸と調味料を取り出し
フライパンで炒める。
ソースをちゃっちゃと作っていると
ちょうど麺が茹で上がり
フライパンに入れる時、物音がした。
「ん?栗橋、か?」
廊下へ続くドアを見るが開いていない。
気のせいかとフライパンに
目線を戻した時だった。
「あぁ、居たのか。」
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