第6章 内密関係
「スーツ、皺になるからだからな。」
栗橋をゆっくりと起こし
自分の肩に寄り掛からせる。
まずはジャケットを脱がせて
適当にベットに投げる。
問題はズボンだよな…。いや男同士だし。
パンツ穿いてりゃ焦る事ないだろ。
「ズボン…おろすぞ。」
何でドキドキしてんだ俺。馬鹿かよ…。
ベルトを外してズボンをおろすと
白い脚が見えて息をのむ。
とりあえず栗橋に布団をかけてやり、
スーツをハンガーにかけた。
「あーもう何か疲れた…。てか飯…。」
ちらりと栗橋を見やる。
あんなに体勢変えたのに起きやしない。
何で俺がやってやんなきゃなんねーんだ。
そう思いながらもキッチンへ向かった。
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