第7章 社内恋愛
【えぇ、構いませんよ。
丁度お話したいと思ってましたので。
では19時頃に駅でどうでしょうか?】
【分かりました。大丈夫です。
もし早く上がれそうであれば、
また連絡いれますので。
こちら私の携帯アドレスになります。】
【ありがとうございます。
では後で送らせていただきますね。】
【お待ちしてます。】
まあ取引先相手とはいえ
飯の話なんてプライベートだし、
そんな固くならなくてよかったよな?
本来ならもっと言葉選ばなきゃだし。
にしても肩凝るな、やっぱり。
俺は椅子の背凭れに寄りかかり
背中を思い切り伸ばす。
なんつーかもう若くねーのかな。
いやいやまだ25だし。
一人軽くストレッチをしながら考える。
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