第5章 すれ違い
ふと目を覚ますと部屋は薄暗い。
携帯がメールの通知を知らせるように
薄く光っていたので手に取り確認する。
『鎌田さん、何かあったんですか?』
『交通事故とかじゃないですよね?』
というようなメールが5通くらいきていた。
勿論送信主は栗橋だ。
心配してくれてたのか?まさかな。
まだきているメールを開封していく。
『今日はお休みなんですね。よかった。
ゆっくり休んで下さい。』
『やっぱり心配なので少し寄って行きます。』
…は?少し寄って行きます?
何だそれ、どういう事だよ!
つーかまだ寝巻きだし髪ボサ<ピンポーン>
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