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三国無双へトリップ!

第2章 ここは、どこですか?


「え〜?大切だから
姫様でいいんじゃない〜?」

「えぇ?」

顔が赤くなる。
恥ずかしい事を
サラッと言うなんて・・

「ふふっ、そういうことなので
我らが姫に手を出せば・・
神からの罰が下ると
思って下さいね?」

全員が呆然とする中
サラリと怖いことを告げて
綺麗に微笑む。

綺麗だなぁ・・


「なんと・・あなたは天女様なのだな!」

なんだか凄く偉い人みたいに
なってる気がすると慌てれば
静さんに頭を撫でられる。


「まぁ、いいじゃないですか。
悪く思われて疑われるより、ね?」

ニコリと微笑む姿は
さっきみたいな不穏な雰囲気はなく
優しくて、ホッと安堵する。

「貴様らが神だと!?
その証拠が何処にある!?」

ハッキリと見える疑いのこもった目。
証拠って言われても・・

「えっと、証拠見せれます?」

不安になって聞いてみれば
ニコリと微笑まれて
顔が赤くなる。

かっこいい。

「お安い御用です。」

体が光ったと思えば
姿が変わっていた。

龍と、虎と、狐。

びっくりして、目を見開く。
虎と狐は私にすり寄ってきていて
どことなく可愛い。

空に飛んでいる龍は
迫力がありすぎて、凄い。

皆も、目を見開いて
固まっていた。

きっと、誰もがこういう
反応だと思う。

「なっ・・なんということだ・・!」

可愛い・・・けど
なんだか凄い人、神様?の
姫になっちゃったみたいだ。
っというか、姫様なんて
似合わないのになぁ。

「龍が静で、遠が虎〜!
で、狐が俺だよ〜♪」


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