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三国無双へトリップ!

第4章 蜀につきました


「それじゃ、そろそろ行こうか。」

ご飯を食べ終えて少し
劉備様が椅子から腰を上げた。

「蜀まで後どれくらいですか?」

「まだ、かかるぜ!
道はなげーぞ?」

「うむ、もうしばらくは
馬に乗ることになるだろう。」

張飛さんと関羽さんの言葉に
私は頷いた。

「あぁ、蜀なら目前ですよ。」

「えっ!!」

サラッと言われて
目を見開いた。

もう目前って・・・・・

「1日移動しましたからね
後は私たちの力で。」


にっこり笑って
頭を撫でられた。

つまり、ここを出れば
蜀はもう目の前にある?

「なんと、不思議な力ですね・・・・・」

趙雲さんが、関心したように呟いた。

「さて、行くよー!」


雷さんの言葉を合図に外に出た。
目の前には、大きな建物。

私は口をあんぐりさせた。

お、大きい・・・・・!

「ここが蜀だ。」

馬超さんの声でハッとする。

初めて見たけど凄い。
なんて表現したらいいのか
分からないけれど・・・・・

「さぁ、行こう。
そなたを皆に紹介せねば。」

嬉しそうに言う劉備様の顔。

わわ、緊張してきたかも・・・・・

「優希、疲れましたか?」


「え?ち、違うよ~
ただ緊張しちゃって・・・・・」

「大丈夫だよー?
もし、虐める奴がいたら
消しちゃうから!」


「そ、それは、辞めてね・・・・・」

「えー?なんでー?」

「無闇に人を殺したりしたら
ダメなんだよ?」

「むぅ、分かったよー。」

納得いってなさそうだけど・・・・・

緊張をしながら歩いて行く。
どこもかしこも、豪華で広くて
迷路のよう。

世界観が違いすぎて
ポカーンとしかならない。





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