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三国無双へトリップ!

第3章 蜀に行きましょう。


「ふむ、忠義だけじゃないという事か・・・」

関羽さんが、髭を撫でながら
頷いた。
私だけ意味が分からなくて
首を傾げるばかり。

「優希は、気にしなくてもいいよ。」

ポンポンと頭を撫でられた。
なんとなく照れくさい。

「それでは、皆さん
こちらで休んで下さいね。」

静さんの案内で宿に入る。
中はとても広くて
部屋が幾つもあった。

「一人ずつ部屋がありますから
使って下さい。」

「なんと、一人ずつあるのか?
神の力、素晴らしいな。」

劉備様が感心したように言い
ニコニコ笑った。
劉備様って、なんていうか
安心する人だなぁ。

「それじゃ、優希私達は
一緒の部屋ですから
行きましょう。」

「えっ、別々じゃないの?」

一緒の部屋という言葉に
びっくりして目を見開けば
静さんは、ニコリと微笑む。

「一緒では駄目ですか?」

「うっ・・・」

「一緒の方が何かと
安全だからな。」

「そうそうー♪
この時代何があるか
分からないからね〜」

守ってくれるって言ってたから
その方がいいのかな。
それに、ここは自分の知らない
異世界。不安もないって
言ったら嘘になるし・・・

「うん、分かった。」

何かにがあったらとか
きっと何もないだろう。

大丈夫か。

うん、と心の中で頷き
彼らと一緒に部屋に向かった。






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