第3章 VS青葉城西
『岩ちゃん!』
私が、駆け寄ったのは青城の副主将である岩泉一。
実は、彼は幼い頃からの仲だったりする。
岩「!千花か!
お前、本当に烏野だったんだな…しかも、マネージャーか」
『あはは…まあねー………
あのさ、あいつって………』
私は、目線を少し外しながら岩ちゃんに問う。
岩「あぁ、あいつなら足怪我して病院に診てもらってるとこだ。
今日の試合、ギリギリ間に合うくらいに戻ってくるんじゃねえか?」
『うっ…そっか……』
岩「……なんかあったら、助け舟だしてやるから安心しとけ」
そう言って岩ちゃんは、頭をポンポンと叩いてくれる。
『ありがと!岩ちゃん!!んじゃ、そろそろ戻るね!
あっ、今日は負けないから!』
岩「望むところだ」
急いで潔子さんの元へ戻り、準備を進めて行く。
もうすぐで試合が始まる。
そんな時に、ふと日向を見てみると
予想通りにガッチガチに緊張している。
((ああー日向やばいな……))
そこに、潔子さんの期待してるの言葉で
トドメが刺さりとんでもないことになってしまう。
((さっき、岩ちゃんにあんなこと言ったけど
大丈夫かな………
いや、皆を信じよう…………!!))