第3章 VS青葉城西
───第3体育館
澤「挨拶!!!」
「「「お願いしあーす!!!」」」
大地さんの掛け声で全員挨拶をする。
日「でっ…でかいっ…!
体育館もっ…人もっ…!!」
日向の言うとおり、烏野とは規模が全く違う。
体育館の広さも部員数も…
『流石、私立だなー…』
月「ちょっと…なんで僕の後ろに張り付いてんですか……」
『へっ!?あぁ〜……気にしない気にしない!!』
私は、背の高い月島の後ろに隠れるようにして体育館の中を見渡す。
((あいつは……居ない、かな…?))
月「いい加減離れて欲しいんですケド…」
『ごめんごめん!もう大丈夫!!』
月島が凄く嫌そうな顔をしていたので急いで離れる。
清「千花ちゃん、向こうの監督とコーチに挨拶しに行くって」
『あ、今行きます!!!』
潔子さんと私は武ちゃんに連れて行かれ
青城の監督とコーチに挨拶をすませる。
武「今回は、練習試合をお受けいただきありがとうございます!」
入「いやいや、こちらこそ。私は、監督をしている入畑と申します。
いい練習試合にしましょう。」
武「はい!よろしくお願いします!!」
清「『お願いします!』」
挨拶のあと、ドリンクなどの準備を潔子さんと進めていく。
((あ、その前に………))
『すみません、潔子さん…
すぐ戻ってくるんで少し任せてもいいですか?』
清「?いいよ、行ってらっしゃい」
潔子さんにもう一度、すみませんと言い
私は、ある人物の元へ駆け寄る。