第3章 VS青葉城西
───私立 青葉城西高校
予想外の事態が起こったが
無事、青城に着くことが出来た。
日「トッ…トイレ行ってきますっ…」
田「上の次は下か!忙しい奴だな!」
田中が日向にプレッシャーを与えたせいで
日向はお腹を抑えてトイレへ向かっていく。
影「アイツ…また…!
情けねえな!!一発気合い入れて──」
菅「『何言ってんのオマエ!?バカじゃないの!?』」
スガさんと一緒に必死に影山を止める。
菅「そういうのが効くタイプとそうじゃないのが居るでしょ!?」
『そうそう!日向は明らかにそういうタイプじゃないでしょ!?』
影「やってみないとわかりませんよ!」
私たちの言葉を無視して日向へと向かうとする影山。
すかさず、スガさんは田中にも影山を止めるのを手伝わせる。
なんとか、影山を止めることが出来た私は
潔子さんと一緒に荷物をバスから降ろして行く。
澤「あれ、アイツらどこ行った?」
大地さんの言葉を聞き、周りを見渡すと確かに
田中 影山 月島 山口の姿が見当たらない。
『本当ですね…どこ行ったんですかねー…………
って、あ…あそこに居ました!』
少しバスから離れた所に4人を見つけ、すぐに大地さんへと知らせる。
澤「あっ!
全く、ちょっと目ぇ離したスキにっ…!!」
そう言うと大地さんは駆けて行く。
大地さんが4人を連れ戻し、日向もトイレから帰って来たところで
ようやく、今日の目的である練習試合をするために
指定場所である第3体育館へ向かう。