第3章 VS青葉城西
ガララッ
坂の下商店へ入ると
丁度、大地さんスガさん影山がポジションの相談を始めるところだった。
澤「どうした佐倉?」
『これ渡すの忘れたので!
今日の3対3の分です。』
そう言いながら私はあるノートを手渡す。
澤「あぁ!いつも悪いなー」
影「??」
その光景を見た影山が
それは何だとハテナマークを浮かべる。
菅「これは、分析ノートだよ。
試合の度、佐倉が個人個人の良いとこ悪いとこをまとめてくれてるんだ。後、試合相手の分析も」
スガさんが私の代わりに影山にノートをペラペラ捲りながら説明してくれる。
澤「これのおかげで練習メニューも考えやすくなるし
大助かりだよ。」
『いやいや、大まかにしか書けてないですし…
もうちょっと細かく書けたらいいんですけどねー」
菅「今のままで充分ありがたいべ!」
『そう言ってもらえると嬉しいです!』
影「…凄いッスね」
ノートを見ていた影山も褒めてくれる。
『お褒めの言葉をありがとう!
それじゃあ、私はこれで!』
澤「おう、さんきゅな!」
菅「お疲れー!」
影「お疲れッス」