第3章 VS青葉城西
『それじゃあ、潔子さん!お疲れ様です!!』
清「お疲れ、また明日ね」
校門前で潔子さんと別れ
皆が集まってるであろう坂の下商店へ歩みを進める。
田「おーい!佐倉!!
大地さんが肉まん奢ってくれたぞ!!!」
坂を下ってくる私に気付いた田中が声をかけてきた。
肉まんという言葉に釣られて急いで坂を駆け下りる。
『やった!!大地さんありがとうごさいます!!!』
澤「おー、味わって食べろよー!」
肉まんを口に運ぼうとすると
日向が肉まん片手にニヤニヤしているのが
目に入る。
『?日向、どうしたの?ニヤニヤなんかして』
日「え!あ、いや…
ここに居るみんな同じチームなんだなって思ったら、嬉しくて…!」
そう言ってまた肉まんにかぶりつく日向。
『ふふっ、そうだね』
澤「影山、それ食ったらちょっといい?」
影「?オス」
((青城との練習試合のポジションの相談かな…?
あぁ………にしても青城か…………))
『はぁー…………』
田「?なんだよ溜息なんかついて」
『別にー…なんでもない……
……あっ、そうだアレ大地さんに渡さなきゃ!』
あるものを渡すために
坂の下商店に入って行った大地さんたちの元へ行く。