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【HQ!!】烏の翼

第2章 3対3






ドッ!!

山「うわっ」


縁「また決まった!!!」

木「ひっくり返した!
1セット先取まであと1点…!」



影山と日向の速攻がどんどん決まっていき
ついに月島・山口チームを追い抜いた。



菅「トスの精度が…すごい勢いで増していく…!」

『これが、"セッター"として本領を発揮した影山なんですね…!』

菅「だな!
…でも、それを引っ張り出したのは日向なんだよなあ

よく我慢して待ってたなあああ」

『顔面にトス食らってるの初めて見ましたもんねええ』



スガさんと感傷に浸っていると…


月「そう何本も抜かせるかよ!!」


グワッと月島が日向を止めにブロックを跳んだ。



……が、影山のトスは日向ではなく田中に上がる。



田「いらっしゃアアアい!!!
ふんっ!!!」


ドゴッ


田中のスパイクにより
1セット目は影山・日向チームのものとなった。




田「どうだオラアアア!!!月島ァコラアア!!
俺と日向潰すっつったろうがアア!!
やってみろやおらアア!!」

田中は中指を立てて月島に威嚇する。
その後ろから日向も見え隠れしている。


菅「なんでお前が一番威張ってんの田中〜」

田「あっ、えっ?」


縁「そーだー!1年のおかげで打ててるクセに〜」
成「態度でかいぞ〜」
木「調子のんな〜」
『ハゲー』


田「今、普通に悪口混ぜたの誰だゴラァ!!
オレはハゲじゃねぇ!!」


私は、サッとスガさんの影に隠れる。





それから、少しの休憩を挟み
第2セットを始めるため影山、日向達はコートに入っていく。






縁「…正直…影山と日向のあの攻撃止めらんなきゃ
決定力に欠ける月島チームにはキッツいよなぁ」

『……かもしれないね』




田「行くぞ!」

日・影「「オス!!」」




ピーッ



───第2セット 開始





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