• テキストサイズ

【HQ!!】烏の翼

第2章 3対3






影「ぅオイ、お前ええ!!
目ぇ瞑ったって何だ!!」

日「お前が"ボール見るな"って言ったんだろ!?
目ぇ開けてるとどうしてもボールに目が行くから…

でも、今ので成功だろ!?何が悪い!!」

影「それはそうだけどっ
100%信じるなんてできるか普通!?」




影山の言う通り
100%信じるなんて普通出来ない。
でも、日向は当たり前の様にやってのけた。


そして、日向は言う。






日「だって今、信じる以外の方法わかんねえもん!!」






影山は思わず言葉を失ってしまう。







『全く…日向は素直なんだか単純なんだか……』

菅「全くそうだよなー
よく分からないやつだよ」




でも、分かることはただ一つ
日向のあのバネも機動力も
影山のトスなら生かせるということ。






影「…よし!
日向のスパイクが決まればマークが分散して
田中さんも打ちやすくなる!」

日「おおっ」

田「よっしゃ!」

影「……俺達には〈信頼関係〉なんて微塵も無いが…

次もボールは俺が持っていく
信じて跳べ」





日向は静かに頷いた。





/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp