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【黒子のバスケ】猫被り×猫被り

第5章 03





私への告白ラッシュは少女漫画の主人公ですらこんな経験ないんじゃないかと考えながら欠伸をする

部活で疲れているが、勉強も疎かにするわけにいかない。予習と復習をしっかりして、イメージを壊さないためにも今日受け取った手紙を開く


「…なにこれ」


1通、入っていたのはただのラブレターではなかった。よくわからないポエムが書かれていて、差出人はない

一応すべての手紙を確認した後、隅から隅まで調べるが盗聴器も入ってない


「いつも微笑みかけてくれる君は僕の天使って…気持ち悪」


でも間違っていないかもしれない。こんな可愛く綺麗な顔を毎日ニコニコさせていたら勘違いされるかもしれないと思うが、こうして文字にされると気持ち悪い

誰だか知らないし、これは今度部活の際に焼却炉に捨てさせて頂こう


「はー、だっる…」


こんなことして意味はあるのだろうかとふと我に返るが答えは出さない。内心面でも人間関係でもこのほうが間違いなく生きやすいのは分かっている


「…明日も朝練かあ」


バスケ部のマネージャーなんてやらなければ良かっただろうかと考える

でも翔一がいるから間違いなく好き勝手させてもらっているし、あの感じだと来年はあの眉毛が主将になるのだろう

そのまま3年生になってしまえば、間違いなくどこの部活よりも好き勝手できるだろう


「ふぁ…眠」


勉強と手紙の作成を終えカバンに入れる

日課の寝る前のストレッチと明日の私のために髪の手入れをし就寝した






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