第4章 新吉原で…
華焔さんは華火という名前の新造と服装について話している
華火さんの言うとおり今の華焔さんの格好は少し変だ。肩まで大きく夜着を着崩していて、さらにその上に小袖を同じように着崩している
それから志々雄さんと話しているようだ
なんか華焔さんの家族が一家全員皆殺しにあったとか、まぁ私には関係ないけど
というか華焔さん多分私と宗次郎がいるの気がついてないよね?
宗次郎
「見つかりませんね
あかりちゃんとかがりちゃん、」
少し前ににいる宗次郎が言った
『そうだね
華焔さんに聞いてみる?』
宗次郎
「そうですね
華焔さん あかりちゃんとかがりちゃん見ませんでした?」
華焔
「!?」ビクゥ!!
「びっくりしたぁ!ぼうやたちいつの間に入って来たのよ?」
あ、やっぱ気付いてなかった
宗次郎
「はい?」
『私たちずっと部屋にいましたよ?』
志々雄
「居たぞ」
華焔さんは頬に冷や汗を流して「なんなのよこの人たちは」と言いたげな顔をした