第1章 始まりは。
すると朝食の横に置いてあるメモに目がいった。
"貴女はきっと入学初日から遅刻するでしょう…"
と、かかれたそのメモを見て殺意しかわいてこなかった。
まぁ、母親がこういう人なのをわかっていて、
寝坊する自分がわるいn…。
いや、私は悪くないのだ。
悪いのは時計をとめやがった地震だ。
もっと正確にいうと主要動、つまりS波である。
今までの恨みをS波にむけてポイしてやった。
相変わらず自分の頭は便利である。
怒りや恨みをポイすることで、かなりスッキリするからだ。
などと一人でゆっくり朝食を食べ続けていた。