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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第10章 *2人を繋ぐ窓【青峰大輝】*




……突然だった。
目を閉じたの顔がすぐ目の前にある。

唇には柔らかくて気持ちいい感触があるけど、自分がキスされてるって理解するのに少し時間がかかった。


まさかこいつからしてくるなんて思ってもいなかったから。



「どういうつもりだ」

「どうって……分かるでしょ…?」

「あ…?」



なんとなくだけど……もう大分前から「こいつもオレの事好きなのか?」とは思ってた。

オレが幼馴染だからじゃなくて、ちゃんと男として。


けど昔からの距離を保ったまま、お互い何もしてこなかった。



「……良いように捉えるぞオレ」

「うん、それで合ってる……」

「つか自分からしておいて赤くなってんじゃねぇよ」

「むっ、なってないもん」

「なってんだよ、ったくバカが……」

「わっ、んんっ…!」



「好き」って聞かなくてももう確信したから、今度はオレから頭を引き寄せた。

ぶっちゃけこの手の行為は無縁だった。
だから手探りな部分もあるけど……余裕の態度をかます。


テンパってちゃ格好がつかない。



「いいのかよ……このまま進んじまってもよ……」

「それは……その……」

「ハッ…!処女だろお前。なんで真っ先に抵抗しねぇんだ」

「う、うるさいなぁ…!大ちゃんだからだよ…!うわっ!」

「分かってんだよそれぐらい……好きなんだろ…?オレがよ……」

「っ……う、うん……」

「なら言えよ……聞きたくなっちまったわ……」

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