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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第10章 *2人を繋ぐ窓【青峰大輝】*




いつでも不法侵入出来る距離にあるオレとの部屋。

よく窓を開けて話したり、着替え中のを見てラッキーとか思ったり。

……その時は窓から色々危険な物が飛んで来たが。


そして昔からこいつは……何かあるといつもこうして飛び移ってくる。

やめろと言ってるのに。



「バカ…!危ねぇだろーが!」

「でも大ちゃんはちゃんと抱きとめてくれるよ?」



窓は丁度ベッドの傍にあるから……こいつが来ると大体は倒れ込む形になる。

は平気でオレの上に乗っかって話してるけど……こっちはたまったもんじゃない。


しかもパジャマとか無防備すぎだ。



「てか大ちゃん……顔が疲れてるよ?大丈夫…?」

「別に……なんともねーよ」

「……今日の試合の事考えてたでしょ」

「……」

「でもほら……接戦だったし!それに明日は私とさつきが買い物付き合うからさ…!」

「っせーな……早く退けよ」



このままじゃいけない気を起こしそうで顔を背ける。
それにを見ても気分は晴れなかった。

試合の事が頭から離れなくて……ムカムカして吐きそうだ。


なのにこいつは全く退こうとしない。
ずっと腹に重みを感じる。



「おい、早く退けっつってんだよ」

「ねぇ大ちゃん……今日はここで寝てもいい…?」

「あ?何言ってんだテメェは」

「しんどいんでしょ?なら側にいてあげる」

「お前が居たってなんも変わりゃしねぇよ」

「ホントに…?嘘でしょう…?」

「お前何が言いた、んっ…!?」

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