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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第8章 *年下の可愛い彼女【実渕玲央】*




「って、本当に舞い上がってるんですか?見えないですよ」

「あら、これでもテンション高いわよ…?」

「ひっ…!」



そんな私はある日、ちゃんのお家にお邪魔したの。

彼女が「気分上々とか嘘ですよね?」って雰囲気で笑うものだから、少しだけ側に近寄ったのよ。


そうしたら……後退りされちゃったわ。



「貴女もしかして……」

「ご、ごめんなさい…!私彼氏とか初めてで……」



理由はこれね。
私が初彼だったの。


あの真っ直ぐだけど不器用な告白の仕方……
想いを伝えるのも初めてだったから混乱しちゃっていたのね。納得いったわ。



「そう……でも大丈夫よ。キスは唇を合わせるだけだから」

「えっ?!キスするんですか?!」

「そのために近寄ったのよ?貴女とそうしたいわ、私……」



ギュッと目を閉じて、私からのキスを固くなりながら待つちゃんを見て……

まだダメね。と思ってやめておいたわ。

純粋で可愛いけど、私が初めてで嬉しいけど、
この先暫く堪えなきゃいけない日々が続くんだと思うと……もう既にしんどいわ。



「しないんですか…?」

「やっぱりもう少し後に取っておきましょう?まだ付き合って日が浅いものね」

「あの……ごめんなさい……」

「いいのよ。ゆっくり進んでいきましょ」

「は、はい……」

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