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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第7章 *愛の結晶【緑間真太郎】*




「どう?気持ちいい?」

「……ああ」

「良かった」



けど子作りしなければという焦りはない。
例え避妊を取り払ったとしても、100%確実に身籠るわけではないから。


だがの事を考えると……やはりそろそろ行動に移さねばと思う。


『見て真太郎、あの赤ちゃん可愛いね』

『うわぁ…!将来女の子が産まれたらこんな服着せたい!』


と、は街に繰り出す度に目を輝かせていた。
欲しいんだなと、分かりやすいくらいの反応で。



「真太郎、もう少し端に寄って…?浴槽狭いよ」

「……足の間に来い」

「え?どうしたの急に」

「いいから早くするのだよ」

「じゃあ……失礼します」



それでも直接訴えてこないのはオレに気を使っているのか。

ただあの薄い膜をなくせばいいだけなのに……
何故オレはそれが出来ないのだろう。


もう未熟な学生などではない。
も子供も、今のオレなら十分幸せに出来る。


いつまでも照れていては進めない。
との愛の結晶が欲しい。

躊躇っていないで……今日こそ一歩踏み出す時だ。



「」

「ん?どうしたんですか、真ちゃん」

「オレはお前を…………愛してるのだよ」

「え?早口過ぎるよ、何?」

「っ……聞き取れ、バカめ…!」

「だってゴニョゴニョしてたし……」

「愛してると言ったのだよ…!」

「えっ……」

「な、なんなのだよその反応は」

「珍しいもん……。愛してるなんてプロポーズの時以来だし……」

「オレは常日頃そう思っている。素直に受け取れ」

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