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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第5章 *新婚旅行【赤司征十郎】*




だが暫くして、オレはそこからすり抜ける事になる。



「ぁん…っ、待っ……やっ……」

「ん……嫌か…?」

「ふぁっ……」



首筋から少しずつ愛撫の位置が下にズレ……の手を置き去りにして足の間へと辿り着いた。

ここまで来ると次何をされるのか見当がつくらしく、抱き込んではくれない。


この行為が1番恥ずかしいと、は以前言っていた。



「ダメ……征十郎さん…っ」

「すまない……オレはやめるつもりはないよ……」

「あっダメ、あぁっ…!」

「ンン……」

「あぁっ、やっ…!はぁっ……」



先ず両足を広げられる所から堪えられないそうだ。
だからいつも閉じられてしまう。


けど今回口ではダメだと言っていながら素直に差し出してくれた。
オレに何度舌を這わされようとも抵抗しない。


の吐息混じりの艶めいた声が沢山降ってきて……こっちは完全に気分を乗っ取られた。



「っハァ…………可愛いよ、もう繋がりたくなる……」

「い……いよ、私は……」

「そうか……だがまだやる事が残っているからね、我慢するよ……」

「ンぁ…!はぁっ、征十郎さ…っ」

「凄いね……もう一本入りそうだ……」



この溢れる愛液と、指を動かす度に鳴り響く湿った音。
の鼻に掛かる甘い声に切ない表情。

これらがオレに追い打ちをかけてくる。


手を休める事なく髪を掻き分けて耳朶に軽く吸い付き、そして舌先でなぞるオレは……

もうかなりの限界を感じていた。
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