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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第5章 *新婚旅行【赤司征十郎】*




ならオレはどうだろう。
がその気充分ならオレは…?



……そんなの決まっている。
よりももっと世界に入り込んでいるのではないだろうか。


普段は一つしかつけないオレの愛を、今日は三つも刻んでしまったのだから。



「あっ……はぁ…っ、んっ……」

「袖から腕を取るよ……いいね…?」

「っはぁ……うん…っ」

「そしてコレも……」

「あっ、ブラが……ひゃぁ…っ」



オレがの胸の突起を口で捉えた時、片手だけだがようやく手を繋いだ。


しかし何故片手か……。

それはが違う方の手でオレの頭を抱えていて繋げないから。
そのまま時折撫でてくれるのが心地良い。



「今日はやはり積極的だな……」

「え……あっ…!やだごめん…!」

「行くな……」



オレは去ろうとしたの手を掴んで指にキスを落とした。

それから腕にも落とし、肩にも落とし……徐々に近付いて、間近で妻の顔を覗き込む。

瞳が彼方此方に揺れていて、かなり羞恥心を感じているのが伺えた。



「今みたいにオレの頭を抱いていて欲しい」

「でも……ダ、ダメ…!急に恥ずかしくなっちゃった…っ」

「オレがそうして欲しいと頼んでいる……それでもダメかい…?」

「っ……」



オレは「うんと言ってくれ」と願いを込めて、の唇に指先を触れさせた。
ピクッと身体を揺らしてしまう姿に思わず笑みがこぼれる。


どこまでもオレを虜にしてくれるな。


がとる行動や反応に益々愛おしさが募っていくのを感じながら、再び首筋へと顔を埋めると……


は「うん」と言う代わりに、オレの頭に手を回してくれた。
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