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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第5章 *新婚旅行【赤司征十郎】*




ホテルが用意してくれていたサテン地のネグリジェを2人して着ていたのだが……

前開き且つ紐一つで固定されているそのネグリジェのお陰で、がいつもより色っぽく見えていた。


身体のラインが綺麗に見え、脚を組めば太腿が露わになる。


それを見せられてしまえば……の肌に唇を寄せてしまいたくなるもの。



「待って……ダメっ……」

「そうだな……移動しよう」

「きゃっ!ちょっと征十郎さんっ…!」

「、あまり暴れたら下着が見えてしまうだろう?」

「でも…!ひゃっ!」

「それを見ていいのはオレだけだ。例え異国の人間だろうと許せないね……」

「ん…っ」



の憧れ、天蓋付きベッド。


そこに妻を寝かせ、身体を覆ったオレは優しくの唇を包み込んだ。
触れ合う度にお互いの舌と足が深く絡み合っていく。

ここは指も絡めたいところだが……少し我慢。
先にネグリジェの紐を解放させなければ。


のと……オレのを。



「征十郎さんっ、私……」

「ん…?」

「なんか……おかしい、早く……」

「早く……何かな…?」

「だ……いて…?」



脱がした時点で異変には気付いていた。

はいつも以上に火照る身体を持ち、呼吸も早々に乱れていたから。


オレが「お前こそ酔っているのか…?かなり積極的だね」と聞けば、「ううん……」とは首を振る。

酒に酔わされたのではなくこの雰囲気、シチュエーション……これらに気分が高揚してしまっているらしい。



「天蓋にこんな力があるとは予想外だったよ」

「む……征十郎さん意地悪……」

「すまない、焦らしてるつもりはないんだ。だが……」

「あっ、ンン……」

「待ち切れないって顔をするお前も悪くないね……」
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