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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第4章 *初めては恥じゃない【伊月俊】*




「っ……ごめん、ちょっとマズい……」

「……?」



童貞と書いてオレと読む……。

その童貞はブラジャーを見たくらいで顔を背けてしまう。


見慣れない物体の下にの胸が隠されているのかと思うと、照れるし変に興奮するしで混乱してきた。



「先輩…?」

「ごめん!見たいんだけどその…!」

「いいですよ、見ても……」

「あ!見たいとか何言ってんだオレは…!」



……オレ日向に「自分より度胸がないと思う」なんて言ったけど……とんでもなかった。

オレもないんだ、どうしよう。


に服掴まれても首が回らなくて横向いたままだし、彼女がモゾモゾ動いててもこっちは固まったまま。

サウナに居るみたいに顔面が熱くてしょうがない。



「先輩、そんなカチカチにならなくても……」

「ホントごめん…!オレ女の子の胸とか見た事ないから……」

「小さいので別に対したものじゃないです。こっち向いて下さい……」

「ちょ、待って…!まだ覚悟が決まってな……っ?!」

「触って下さい、先輩……」



に顔を向かされて1秒くらい心臓が止まった。

あるとしてもブラジャーを纏った胸だと思っていたのに……
現実はそう甘くなかった。


がモゾモゾしていた理由が明らかになった瞬間である。

自分で……ホック外してた。



「どうして外しっ…!オレの役割だっただろ?!」

「すみません……でも私我慢出来なくて。先輩に早くシてほしいから……」

「っ……オレかっこ悪い……」

「そんな事ないです。慣れてるより全然いいですよ」

「ば、挽回するから…!って言うのはおかしいかもしれないけど……」

「ふふっ、いえ」

「物足りないかもしれない。けどそれでも感じてくれたら嬉しいよ」

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