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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第4章 *初めては恥じゃない【伊月俊】*




「口、開けられる…?」

「はい……ンン…っ」



〝もっと〟と言うからには〝もっと〟である。

何十回目にして初のディープなキスに、オレもも瞬く間に酔って……


オレに至っては、自然との胸に手が伸びてしまっていた。



「ゃん……あっ……」

「力強くないか…?」

「大丈夫ですよ……。けどもう少し強くていいかも……です……」

「こう…?」

「ンンっ……はい…っ」



嫌がられたらどうしようって一瞬考えたけど、そんな事全く思ってないみたいで安心した。


女の子の身体なんて未知で……揉まれるだけで感じてくれるんだと学ぶオレ。

でもに沢山触れたいとか、自分の事を更に近くで感じて欲しいとか思うから……


だから例え腕がなくても、オレはの首筋に唇を寄せるんだ。



「ぁん……せんぱい…っ」

「ん?どうした…?嫌、とか…?」

「違いますっ……なんていうか……先輩とこうするのが恥ずかしくて…っ」

「オレも。正直自信ないし、今ちょっと震えてる」

「でも……やめないで下さいね…?」

「ああ、それはしないよ。をもっと知りたいから……」



は元彼と経験あるんだろうな。
恥じらってはいても、怖がらない。


そいつとオレを……比べられたりしないだろうか。

はそういう子じゃないってのは理解してるつもりだけど、童貞はいらない不安を抱えてしまうのだ。



「制服、捲ってもいい…?」

「あ、はい……」



一々聞いて了承を得てからじゃないと先に進めない。
そのせいで行為が一時停止するからカクカク。


こんなんじゃを良い気持ちにさせてあげられない……。
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