• テキストサイズ

【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第3章 *オレを変えた人【原 一哉】*




の喜び具合半端ない。

道中手を繋いだりしてなかったのに、オレが「来てもいい」って言っただけでずっとキラキラしてた。


そんなにオレの事好きなんだなと小さなあたたかさを感じたけど、逆に罪悪感がドッと押し寄せた。

オレは何やってんだろうって。



「着いたよー」

「……」

「何?いきなり固まってるけど」

「あ、ううん!別に何でも……」

「そー?まあてきとーに座れば?」



ベッドにダイブして、「はぁ……疲れたぁー……」と言うオレの声は枕の中へと吸い込まれる。


近くにの気配を感じるし、何よりここは自分の部屋。

ウザいくらいに条件が揃ってるこの場所で、しかも舞台の上で転がってるオレは今心臓バクバク。


このまま身体を起こせずに寝てしまうかも。



「一哉…?」



いや、それが1番いい。
寝ちゃえば何も考えなくて済むから。

がオレを呼んでるけど、ここは寝たふりをしようと決めて無視をする。

何を言われても頑固無視を貫く!



「一哉……寝ちゃったの…?」

「……」

「練習……お疲れ様。ありがとう、連れて来てくれて。嬉しかった……」

「……」

「私から動かないと一緒にいれないと思って待ってた……。迷惑……だったよね、ごめん……」



……なんか語り始めてる…?
何言おうとしてるんだ?こいつ……。



「私決めたの。もう……終わりにしようって」

「……」

「そうしたら一哉、楽になれるよね…?ごめんね、理想の彼女じゃなくて……。だから起きたら私……一哉とは別れ、」

/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp