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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第3章 *オレを変えた人【原 一哉】*




「ザキー!この後イクっしょー?」

「イクってなんだよ!字ぃおかしいじゃねぇか!」

「あり?間違っちゃったみたい」

「みたい。じゃねぇ!イきてぇなら彼女とヤれよ!」

「あー……」



練習後、寄り道しようとザキを誘ったオレ。

彼女がいるってのは知ってるけど、上手くいってない事は知らないから、平気で「ヤれよ!」とか言ってくる。


そうしたいのは山々なんですけど。
あいつとそうなれたらどれだけ良いか毎日考えてるけど。


でも今更どう近寄ればいいのか検討もつかなかった。

なのに別れたくないって思ってるから……オレは相当たち悪い。



「何だよその間」

「何でもないよん。早く行こ行こ!」

「あ?!ふざけんなテメェ…!押すな…!」

「いいじゃん。独り身のザキと一緒に居てあげるんだからさ」

「うぜぇ!!」



今日はどこ行こうかなー。
とりあえず先ガムっしょ。


の事はさて置き、脳内ガムで埋め尽くされようとしていた時に、ザキが「あ?」ってキモい声出したから視線を辿ってみた。


するとそこにはが立ってて……姿が見えた瞬間鼓動が速くなった。


なんで居るの?!ってザキに問いかけるオレに、こいつは「待ってたんだろ。行けよ」と押してくる。



「はぁ?!いや無理だしマジで!」

「何でだよ!テメェの女だろ!早く行けコラ!!」

「いって!!ちょ!ザキー!」

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