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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第3章 *オレを変えた人【原 一哉】*


原side


「はぁ?浮気してるって?オレが?」



に話があると言われて着いて来てみれば……なんと初っ端から「一哉……浮気してる…?」だった。


何をどう解釈すれば浮気になるのかサッパリで、オレはただガムを膨らますだけ。

今日の行動を思い返しても、これまでの行動を思い返しても、何一つ心当たりがない。


オレはただマイペースに過ごしていただけだ。
の事だってそれなりに構っていたし。

自分なりに。



「ホントわけわかんないんですけどー」

「連絡あまりくれないし、学校で会ってもスルー、一緒に帰ってもくれない……私不安なの……」

「毎日そうしなきゃいけない決まりなんてないっしょ」

「でも…!」

「あーあーもうウザったい。それでなんで浮気に繋がるわけ?」

「さっき女の子と笑いながら話してた…!私にはあんな顔見せてくれないのに……」

「そんだけで人を浮気呼ばわりするとかやめてもらいたいんですけどー」

「でも一哉…!」

「うるさいなー。オレが誰と話してようがお前には関係ないない」

「待って…!」

「はーい、もうこの話はおしまーい。じゃーねー」



孤独にさせてるのは分かってた。
毎日送られてくるメールが「寂しい」ってオレに訴えてきていたから。


でもオレは……情けない事にをどう扱えばいいか分からない。

……可愛すぎるんだ、あいつは。


だからメールは素っ気ないし、先ず自分から送る事はない。
話だって、向かい合ってたら顔赤くなりそうだから見られたくない。
一緒に帰りでもしたら……所構わず襲ってしまいそうで怖かった。


今までの女みたいに適当に接して、適当に触ってやれたら楽なのにそれが出来ない。



「ごめん……お前の前だとホントわかんないや……」

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