第2章 3ヶ月に1度の内緒の話。
天井に目をやりながらそんなことを考えていると
アキトの視線を感じた。
「言っとくけど、付き合ってないのにやるのなんてアズサだけだし」
「あっそう?」
私もそうだけど、そうとは言わなかった。
アキトはまっすぐこちらを見ている。
アキトは胸の先端を舌と歯で弄りながら右手を下半身に持っていく。
ボトムスを脱がされ、下着の上から触れるか触れられないくらいの愛撫が始まった。
「アズサの胸さ、アイツより小さいけどこのくらいがいい」
アイツとは多分彼を振った元彼女のことだろう。
いつもそうやって、比較する。
あんだけ泣かされといて自分からそういうこと言う。いつも。
大きさ、色、感度。評論家かよ。って思うけど。
「アズサのほうがいい」って言ってくれるから何も言わない。
触れられていた手がそのまま下着を下ろす。
そのままアキトも下の方にいく。