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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第13章 はい、じゃんけんです。


それと同時刻――

唯一神、テト。


テト「君たちがこの世界で
どうゲームをしてくれるのか楽しみだよ」

と、ワクワクしてやまない子供のように
笑っていた


テト「………花、君は
まだ、本当の君を目覚めさせられないんだね」


3人の方向に手をかざす


テト「目覚めて?可愛い華よ」
鈴を鳴らすような凛とした
響く声で言葉を発した


クスッ


また意地悪な子供の笑みを見せたあと
すーっと消えた


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