• テキストサイズ

『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第21章 挑発成功しました


人差し指を立て

白「1、
あの人の…言葉が…真実である根拠
どこに…ある?」

ステフ「ぁ」


中指をも立て

『2、
必勝できると言っていたのに
なぜ勝負を降りるように取引をしてきた?』

ステフ「あっ!」



もしかしたら負けるかもしれない

つまり必勝の手を持ってないからだ


薬指をも立て

空「3、
それが全部真実だとして
他国の者だと疑うやつにそんな情報を
明かす馬鹿にイマニティーを任せられない」


そして、空、白、花が声を揃える


4

『「こっちの手の内を探られたらおしまいです


オーケー?」』


驚いた顔をしつつ理解をして
そのまま花に向き直り

ステフ「そこまで考えた上での
台詞だったんですのね……」

『まぁね
でも、中庭から始まってたから
私っていうよりも空たちがやってたんだけどね』

空「そんなことないぞ?
俺たちよりも言葉に重みがある
花だからこそうまくいったんだ。

この笑顔の裏が見えないだろ?」

白は花の後ろから
花の口角をあげて見せた

笑顔を無理やり生産

白「ほら……ね」


ステフ「な、なるほど」

空たちのおふざけも
話を理解しようと一所懸命なステフには
それもまともに受け入れてしまうバカさが
伴っていた

『(泣いちゃいそう…)』

おふざけもここまでというように
空と白は花抱きつき
ニヤリと笑う

どや顔


空「ま、それだけじゃないけどな。」

白「ん」

『あの子も…ステフもそうだけどね。』


そう言うと
空は花を抱き上げあけ歩き出す
白はそれについて行く


花は空の胸に顔を埋めた
少し悲しい気持ちで

そしてそれを
儚い微笑みで一瞬見た空

でも、次の瞬間から
もとの憎たらしいまでの自信に変わる

そして開くドアの明かりとともに
吐き捨てる



空「________ちょっとさ







俺ら(人類)をナメすぎ」


それはここではない
どこか遠い世界でのこと



イマニティーとは違う人類種の話

/ 155ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp