第20章 ジョジョってみたこいつらをナメるな
空に向かい
クラミー「あなたに、人類種として
この国を、人々を思う気持ちが残っているなら
間者なんてやめて勝負を降りてほしい。
けして、エルフ達の傀儡になんてさせないと
誓うわ」
それを無言で応じる空白
「魔法も使えない
感知すらできないのがわたしたち人類種
この世界で生き残るには
大国の庇護下で『生存権利』を
手に入れて、この後はあらゆる勝負を
破棄し、一切を閉ざす
これしかないの。わかるでしょ?」
ふーん
十の盟約で
内容は望まれたほうに決定権がある
確かに
最強種族の力で領土を手に入れ
全ての勝負を断って鎖国するのは効率的だ
有効な戦略
なにも得ない代わりに何も失わない
将棋で言う
最強の布陣は動かないこと
と、一緒である
ただそれは……