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冬の夕空

第7章 昨日の続き


「いれるね」

私がうなずくと、ゆっくりとそれは入ってきた。

「あっ、ああぁぁ……」

身体の真ん中をぎゅうっとつかまれるような感じが来る。
私の中で彼のものをぎゅうっとつかんでる……。

下半身だけ勝手に動いてしまう。
奥のほうまで入ると全身に電流が走る。

彼は私にそっと覆いかぶさる。

「ああぁんっ。すごい……。すごいの……」

「うん……。確かにこれは……すごいな」

そう言って彼はゆっくりと腰を動かす。
全身がばらばらになってしまいそう。

自分の手が、足が。どこにあるのかわかんない。

「ああん、だめぇ……。すごすぎぃ……」

彼の背中をぎゅっとつかむ。
奥のほうで彼のものが動くたびに私の身体の奥がぎゅうっとなる。

彼は私の唇に吸い付き、舌を差し入れ激しいキスをする。

下も……、上も……、すごい気持ちよくて……。
息ができない。でももうそんなのどうでもいい……。

彼が唇を離して耳元でささやく。

「きもちいい……。もう、でる……」

私が目を閉じたままうなずくと、彼は少し身体を起こし、私の足を押さえる。
そして私の奥のほうを突くように腰を動かす。
それにあわせて私は自然に声が出てしまう。

「あっ、はぁ、ああん、あんっ、あんっ……」

「うん……。はぁ、はぁ、きもちい……。いく……」

彼は私にがばっと覆いかぶさり、ぎゅうっと私を抱きしめた。
耳元に彼の熱い息を感じる。

「はぁ……、はぁ……、きもちよかった……」

「わたしも……」

彼は私の唇に軽くキスしてから起き上がった。

そしてティッシュで自分のを拭いてから、私のも拭いてくれた。

ちょっと恥ずかしいけど……、うれしかった。

彼もちょっとだけ恥ずかしそうににっこり笑い、手をつないで私の横に並んで寝た。

なんだか今朝の彼はとてもかわいらしく感じる。


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