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冬の夕空

第6章 たましいあげる


「ん……」

気持ちいいのか、こそばゆいのかよくわからないけど、とにかく声が出てしまう。

彼が鎖骨をなぞるように舌をはわせ、鎖骨の下のあたりをゆっくりと唇で吸う。そしてその場所を指でぎゅうっと押す。

「……なに?」

「確認」

「なんの?」

彼は答えないで私の乳首に舌をはわせた。もう片方の乳首も指先でそっとなでる。

「う……ん。んん……」

少しずつため息がもれる。
そして胸の下側からゆっくりとつかむようにして揉む。手の動きに合わせて私の息が荒くなってくる。

「はぁ……。あん……。ん……」

「どんな感じ?」

「うん……。気持ちいい……」

乳首の先を舌でペロペロとなめられると身体がなんとなくふわふわしてくる。

そして顔を上げ、私の唇に軽くキスしてから、ぎゅうっと抱きしめてくれた。
身体全体に幸せな感じがひろがる。

「……ミシェル」

「なに?」

「……なんでもない」

「うん」

彼は私の耳元にチュッとキスする。
そして内もものあたりを手で探る。私の濡れている……そのあたりを彼は指でやさしくなでる。指を少し入れて上下するように動かす。

「んっ……、あっ、あぁ……」

彼は指を奥まで差し込む。

「あぁんっ。んっ、うん……」


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