第1章 少年達の花園 1
『それに女の子を人質に取るなど持っての他!そんなことをした貴様らには[自主規制]を[自主規制]して[自主規制]するぞ』
……ちょっと隠させて貰ったけど、とてもえげつない言葉を発した楓さん
それを聞いて目を丸くする大人たちと僕ら
『それをされたくなかったら10秒以内にここから立ち去れ。ノッキングは解けている。10…』
楓さんの真の恐ろしさを知った大人たちは男と共にすごい速さで去っていった
『…………』
「楓さん……?大丈夫ですか?」
『…………った』
「?」
『しくじった……しくじってしまった……』
と、頭を抱え項垂れてしまった
「はあ?!な、なにを?!」
『クソ……彼奴ら!!』
「ちょっ……!」
急に楓さんのテンションが変わった
楓さんが僕の隣に居たあいつ(青い髪)の腕を引っ張り自分の胸に納めた
あっ…あいつの顔見えない……
『彼奴らさえ来なければ可愛いお前らに怖い思いなどさせないものを!!』
「ンン!ンンン!!」
『ったく最近の大人と来たらなんだあれは!!まだ大人ではない私にまで!!』
ん?今"大人ではない私にまで"って言わなかった?
「大人じゃないって(お)まえいくつ?」
『15だ』
「「ええ?!15?!」」
『失礼だな!いくつに見えたんだ』
僕も驚いてしまった
なんて言ったってここに居る最年長は17
それにその人は男にも関わらず楓さんより背が低かった
「それより……放してあげたら?そいつ」
楓さんの胸の中であいつが窒息しそうだったので助け舟を出した
『あっ……あぁそうだった』
「プハッ」
忘れていたようだ……
『悪い……』
「死ぬかと思った……」
あいつの顔は真っ赤だった