第1章 少年達の花園 1
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発砲音と共にピチャッと僕の頬に何かの液体が飛んできた
「……度胸のある女だな…」
「え……?」
目を開けると目の前には細身ではあるが大きな黒い背中が見える
そして僕の頬に飛んできたのは楓さんの返り血であることが分かった
楓さんがガクッと地面に片膝をつく
「楓……さん?」
『…………』
反応がない
もしかして……
「死んじまったの…」
『……子供に銃を向けるなど言語道断……』
「あ?」
フラフラと立ち上がると思ったがスクッと立ち上がる楓さん
傷口は大丈夫なのかと思うとすでに傷口がなかった
「な、なんで傷口がねぇんだよ……」
『治癒、回復に優れていてな』
楓さんの声は先程と比べ物にならないくらい低く、殺気の混じった声だった
「化け物かよ……」
『そうかもしれないな……。では、こんなものは如何かな?』
一斉に倒れた男と大人たち
『喋れんだろう?ノッキング2ndだ。全神経にノッキングをかけ、肺と脳と心臓だけ動かせるようにした。大抵は1stだが貴様らはそれでは足りんと思ってな』
平然と話す楓さんに対しアングリと口を開けた僕たち