第1章 少年達の花園 1
月が沈み暗闇の世界が一転し、太陽が昇り明るみの世界になる
暗闇では見えなかったが明るくなったお陰で城のように大きな家が目立つ
その隣には首がもげそうになるほど上を見ないと何があるか分からないほど大きな木があり、そこには大人のエンペラークロウが自分の巣でスヤスヤと寝ている
大きな家には一人の女性が暮らしており、こちらもまだ夢のなかに居る模様
しかし、太陽が昇ったことにより少し開いていたカーテンから漏れる光に顔をしかめながら起床した
『もう朝か………』
ベットから降り身仕度をして下の階に行き顔を洗い朝食を準備する
『プラウド ! ! 』
「ア"ア"ア"ァァ ! ! 」
女性基楓が料理を持ち、家の裏から出てきて先ほど木で寝ていたエンペラークロウのプラウドがその料理を受け取り嬉しそうに食す
「ア"ア"ァァVv」
『そうか、それは良かった。このあと"いつもの場所"に出掛ける。準備をしておけ』
その言葉を聞いたプラウドは一鳴きし、自分の巣へと戻っていった
十数分し、漸く楓は食事をし終え、プラウドの元に行く
『今日も遅くなるかもしれん。だが、その時はよろしく頼む』
「ア"ア"ア"ァァ!!」
§~§~§
『おい、そこのガ…』
「キャアアァーー!!」
声を掛け、言い切る前に走り去った少女
<行かないでくれ!!>
そう切実に願うのはいつぶりだろうか…………