第2章 入学早々。
アーサー「 っと! やべぇ・・・俺、委員会の仕事がある…; どーするか?真鈴戻るか?」
真鈴「…………ここに残る。」
アーサー「……えっ!? いや、いいんだが、 まじか!?お前」
私はこくりとうなずく。
アーサー「そ、そうか…? じゃあ、あと、菊、頼むな…;」
菊「はい、アーサーさん頑張ってくださいね」
真鈴「アーサーくん、頑張ってね」
二人になった……。
何話せば…
菊「真鈴さんは…」
真鈴「はっ はいっ」
どうしよう… やっぱり戻ったほうがよかったかも…
菊「アーサーさんのこと好きなんですか?」
真鈴「え?あ、は、はい… ああ!でも、そっ そういう意味じゃないです!!; とっ 友達としてで…」
菊「え? そうなんですか…!?; あ、なんだ…」
…………ん?
あ、最後のなんだって…どういう意味…?
私の嬉しいほうで受け取っても、いいの…?
菊「……それにしても、きれいな花ですね」
真鈴「そうですね… 桜でもあればよかったのに…。」
菊「桜…? それなら、寮の敷地外ですが、ありますよ?行ってみますか?」
真鈴「はっ はい!!」
菊「では、行きましょうか」
本田君なら、話せる。っていうより、話したい。
近くに居たい。
アーサーくんとは違う思い。
これは、恋ですか?