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何故か。

第2章 何故か、トリップ


引き続き戦闘中。
ちなみにいつのまにか公園じゃなくなってる。
マジックかぁ……いや、走ったけど。
微かに他にいるような気配がするんだけどねぇ、いかせん

「俺に集中したらどうだ魚ァ!」

こいつがいてなかなか気配を探れないんだよなぁ
なんでや、かれこれ5分くらい避けたり攻撃したり繰り返してるけど相手の方が素早い。
それに私体力ないねん。

『だーーっうるっさい!』

固有武器故か、あまり重みを感じないこの三叉槍。
なんか大きく節くれだってて3分割できそうな雰囲気なんだよねぇ、回したら外れたりしないかな。

「ぐっ」

一回、大きく振り回して距離をとる
偶然当たったらしい。
脇腹を押さえて片膝をついた。
うん、好都合だ。

『さて、どうなることやら』

槍を横にもって節を回せば

ジャラリ…ジャラジャラ…と外れて鎖が延びる。
あぁ、合ってたの。
とりあえず

「なんだ、それはっ!!」

驚いた声をあげて鉤爪を向けてくる。
この猫ちゃん、

『捕獲させてもらおうか。』

柄を持って大きくスウィング。
三叉の矛先がぐるりと一周し、真ん中の矛が鎖の間にはまりほどけなくなった。

「貴様ッ最初からこれを!?」

『んなわけないでしょ、初めてこの武器扱ったんだから』

柄を握りしめながら近づけば後退る。
そんなに怯えなくてもいいのに。
そう思った瞬間、

ドンドンドンッ

3発の銃声が鳴り響く。

「ねぇ、ボクいい加減見てるの飽きてきちゃった。」

イヤな子が来ちゃったァアアアアア!!!
しかも見てたってお前かぁ!!さっきの微かな気配お前かぁ!!
ウワァアアア!!!

「ねぇ、君たち倒すけどいいよね?

答えは聞いてn『聞きなさい!!』フゲッ!?」

答えは~の部分で怯むくらいの距離に近付いてビンタしちゃったオワタ
パニクってたから仕方ない!!許せ!!
いや、いいんだよ、向こうが先に撃ってきたんだから。
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