第1章 プロローグ
しばらく歩いてるとボリスの声がした。
ボリス「アリス!」
周りを見てもボリスはいない。
ボリス「上だよ上だよ」
見上げるとジェットコースターの、点検をリフトに乗ってゴーランドとボリスがやっていた下を見てゴーランドは叫んで言う。
ゴーランド「もう直ぐで終わるから、待っててくれ!」
一時間帯ほど待ってると、リフトから降りてきて遊園地の私有地にあるカフェでお茶をしてるとゴーランドが言う。
ゴーランド「ハートの国に嵐が来る、久方のクレイジー・ストームだ!」
ボリス「いやおっさん、アリスに突然嵐って言ってもわからないじゃないの?」
紅茶が入ってる紙コップを、飲みテーブルに置き言う。
アリス「分かるわ、嵐はそれで二人を探していたの」
ボリスとゴーランドは驚いた顔をしていた、ナイトメアに嵐の説明されたように話す。
話し終わるとゴーランドが言う。
ゴーランド「それだけ聞いてれば、全部だ。 しかし面白くねぇな先に教えてちまうのは、あいつはこういう察知する能力には長けてるが」
ボリス「面白くないよね、先に教えるなら俺達にも教えてもらいたかったよ」
ゴーランド「芋虫のくせにアリスは、気に入られてるからな」
ナイトメアの説明だけじゃ不安だから聞く。
アリス「雨とか風とかないの?」
ボリス「それも嵐なんだけど、嵐の前には暴風が吹くんだよ」
二人は遊園地の装飾の話しに入ってしまった、私が話しにはいる隙などない。
話が終わりホテルの自室に戻り、嵐について考える。
何かが変わる大切な何かが、私は大切な人が出来たからこの世界に残った。
狂わせてしまう私の大切な恋人、ナイトメアが。
よく考えてみると、会うのは夢の中で別の国に存在してる人だ影響があるのか聞けるのは、寝るしかない。
次の時間帯に仕事があるし寝れない。
時間帯が変わり仕事に向かう、BGMを操作する作業場。
室内に行くとボリスが座っていた。
何回か同じ仕事で重なったことはある、空いてる席に座る当たりを見回すと他の従業員がいない。
ボリス「どうしたのキョロキョロして」
アリス「他の従業員は?」
ボリス「嵐の装飾で忙しいから、今回の仕事は二人だけ」
忙しいから仕方ないか、BGMのボタンを操作しようとするとボリスの視線が痛い横を見ると見つめていた。