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ハートの国のアリスツインワールドの奇跡

第1章 プロローグ


ハートの城に遊びに行くことにした、城の中に行くとバタバタと走る音が聞こえてくる。

ペーター「アリス!」

ペーターが私の傍に来ると、抱きついてくるのを引き剥がすと照れた顔で言う。

ペーター「照れなくてもいいのに」

照れてない、ペーター・ホワイト私をこのハートの城に引き込んだ張本人、ストーカー。

アリス「ビバルディとお茶をしにきたの」

ペーター「ヒステリー女に会いに?」

これでもペーターは城の宰相をやっている。

その後夕方までビバルディとお茶をして、滞在地に戻り夜になり私は寝床についた。

何もない、異空間。

異様な光景なのだが、見慣れた夢の中だ。

今いる世界が夢なら、夢の中の夢。

まったくわけの分からない空間だが、私はもう何度もここで過ごしている。

ナイトメア「なかなか楽しい、経験が出来たようじゃないか」

普段より幾分マシな顔色を、したナイトメアか笑う。 眼帯で隠れていないほうの目を、ぎっと睨みつける。

アリス「他人事だと思って、笑わないで」

そう言っても、知らぬふりつくづく腹の立つ男だ。

ナイトメア。
私がここに来る時には、いつも彼がいる。

名前の通り夢魔らしい、私にこの世界自体が夢だと言った張本人。

夢の中が彼の住む世界、現実にも行けるが、引き篭もっている。

ナイトメア「その光景を読んでしまうと、頬も緩むというものだ」

ナイトメアは読心術をつかえる、隠し事はできない直ぐに考えをよんでしまう。

ナイトメア「そうだ私はアリスに、言っておきたいことがあったんだ」

アリス「え? 言っておきたいこと?」

真面目な切り出しに戸惑う、顔を見るとどこか楽しむような目だ。

ナイトメア「その内滞在地の者からも、言われるだろうが風が生まれた、嵐が来る」

アリス「・・・・・・・は?」

(何て言った?)

ナイトメア「ん? 聞こえなかったか? まもなくハートの国に、嵐が来るとそう言ったんだ」

この世界は常に環境は過ごしやすい気温、時間は夕方になり昼間に戻ったり、夜になったり狂った世界。

ナイトメア「おや? 嵐を知らないか?」

アリス「雨が降ったりするの?」

ナイトメア「アリスの思っている、気象現象とは違うたまに来るんだ狂った嵐がたまにね。 原因不明の狂った嵐クレイジー・ストーム」

クレイジー狂った? 冗談でしょう?
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