第2章 クレイジー・ストームが来る前に
エリオットはにんじんケーキを、一口サイズに切りそれを口に入れる。
アリス「気を使わせてごめんね」
口にケーキのカスを付けた、エリオットは飲み込んで言う。
エリオット「別にいいけどよ、俺はブラッドと同じくらい優しくていい奴で、尊敬しているブラッドと同じくらいアリスが好きだから、友人を守るのは当然だ」
可愛いことを言う、ウサギさん。
ハートの城に居る、粘着質なストーカより可愛いウサギさんエリオット自身は『ウサギじゃない、犬だ!』と言っている。
アリス「そういえばブラッドは?」
にんじんスティクをポリポリと、音を立てながら食べる手を止めて言う。
エリオット「ブラッドは部屋から出てこないんだよ、嵐の気配が感じてからだ」
アリス「仕事とかは大丈夫なの?」
エリオット「それは俺が片付けた、大きな仕事は残ってない」
その後一時間帯ぐらいお茶をした後、ブラッドの様子を見に言ったけど本当にだるそうにしていた。
少し話をして私は滞在地に戻り、仕事をして三時間帯ほど時間が変わり遊園地の領土の町に出ると顔なしが、騒いでいたから話の内容を聞く。
顔なし「ハートの城に嵐が来たらしいわよ、あんな変な雲まで出て今回の嵐変よね」
顔なし「そうね、何時も以上に狂ってるわ」
私は貴意いた途端に、ハートの城に直行した。
町に行くと雨が降りそうな、怪しい雲行きだ。
エース「アリス嵐が来た直後に来るなんて、危ないよ」
前を見るとエースが居た、外見は何も変わっていない。
アリス「いっ・・・痛い」
何か硬いものが当たった、上空を見上げると飴が降ってきた顔なしも驚いている。
するとエースの後ろから、ペーターが来た。
眼鏡がなくなっていた、裸眼でも外見だけはいい。
アリス「眼鏡が・・・」
ペーターは驚いた顔をして言う。
ペーター「僕は元々、眼鏡などしていませんよ」
外見の変化ペーターだけなのだろうか、それとも滞在地の人が変わるの?
するとペーターは飴玉を持っていた、潔癖症のペーターが触るのは珍しいエースをそれを見て驚いている。
私に近づいてくるペーター、私の手首を持ってあごを持ち上げて口にペーターは飴玉を入れたかと、思ったら唇が重ねられていた。
アリス「うっ・・う・・ん・・」
甘い飴玉が口の中に入り、初めての舌を入れたキスをされた。
