第8章 友達
「真司…もういれて…」
私は彼の腕をぎゅっと握って、彼の顔を見上げる。
暗がりの中でぼんやり見つめあう。
「うわ…そんなふうに言われると、じらしたくなる…」
彼が少し悪戯っぽく笑う。
「おねがぁい…」
私は彼の目を見つめてお願いする。
「うん。いいよ」
彼は返事して、さっさとコンドームをつける。
「じゃあ…いれるね…」
「うん…はぁはぁ…」
仰向けの私の脚を、彼が大きく開く。
コンドームを着けた彼のものが、私の割れ目の上で、すごく固くなってるのがわかる。
「緊張してる? 大丈夫。力抜いて…」
緊張っていうか、興奮しすぎて…
なんかわたし、すごい恥ずかし…
軽く息を吐く。
「んっ…!」
それに合わせて、彼のものがぎゅう…って入ってくる…
「あっ…! ああぁ…」
私の身体が細かくぷるぷる震える。
なんかヤバイ、今日のわたしヤバイ…
「ああんヤバイ…今日ヤバイ…もうだめかもぉ…わたしぃ…あんっ…あんっ…」
もう既に腰が、少しずつ動いちゃう。
指先までビリビリしてる。
彼が私の手をぎゅっと握る。
「しっかりして、みなみ。朝までsexやるんだろ?」
「もうだめぇ…無理ぃ…」
「しょうがないな…」
彼が、そのまま私をぎゅうーって抱きしめる。
「あっ…ああっ…! あああ…」
奥に…奥にあたる!
「真司…! あんあん…はぁっ…ああんっ…んっ…」
気持ちいいとこにあたって腰が勝手に動き出す。
「はぁはぁ…みなみ…気持ちいい? 僕はすごく気持ちいいよ。はぁはぁ…」
「きっ…気持ちいっ…すごく…! すごくぅ…気持ちいいぃ…」
もうだめ…もういきそう…
わたしの中がぎゅうってなってくるのを感じる。
「あっ…真司…」
「はぁはぁ…僕も動かすね…」
「あっ…ああんっ…」
はぁっ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…
「あん…真司…いくっ…いっちゃうぅ…あっ! あんっ…あんっ…あん…はぁっ…はぁ…はぁ…はぁ…」
……